ペットへのプレゼントは、自分にプレゼントするより幸福感が高まるという研究

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幸せになるためのお金の使い方にはポイントがあって、うまくお金を使わなければ幸福感が高まりません。悪いお金の使い方の例としては、ブランド物の高級品を買ったり、生活に必要なレベルを超えて物をたくさん買うこと。物に囲まれても人の心が本当に満たされることはないんですね。

一方で良いお金の使い方とは

  • 物でなく時間や経験を買う
    例えば、家事代行を頼んで自分の時間を作るとか、旅行のような経験にお金を使う
  • 自分のためでなく、他人のためにお金を使う
    例えば、友達にプレゼントを買ってあげるとか

が幸福感を向上してくれることが分かっています。

そして本稿で注目するのは、

  • お金をペットのために使うことも幸福感を向上してくれるのでは?

ということを調べてくれたコロンビア大学の研究(*1)。他人のためにお金を使うことが幸福感を向上してくれるなら、ペットにお金を使うことも幸福感を向上してくれる可能性が高いわけですね。

ペットへのプレゼントと幸福感

コロンビア大学の研究では二つの実験によりペットへのプレゼントが幸福感を向上してくれるのかを確かめています。どちらの実験でも、ペットの飼い主が集められていて、参加者は次のいずれかのグループに割り振られています。

  • 自分自身にプレゼントを買う
  • 他人にプレゼントを買う
  • ペットにプレゼントを買う

そして実験の方法としては、

  • 一つ目の実験では、自分の割り当てられたグループの人・ペットに対して、過去にプレゼントをした経験を思い出してもらう
  • 二つ目の実験では、実際に5ドルを渡して、自分の割り当てられたグループの人にプレゼントを買ってもらう

という二つの方法でプレゼントによる幸福感の高まりを測定しています。

結果:ペットのプレゼントと幸福感

早速結果を見てみると、

  • ペットへのプレゼントは、自分自身へのプレゼントよりも幸福感を大きく向上させた
    (実験1と実験2の両方で有意な効果あり)
  • ペットへのプレゼントは、他人へのプレゼントよりも幸福感を大きく向上させた
    (実験2のみ有意な効果あり)

ということ。

なんとペットへのプレゼントが一番幸福感を大きく向上したという結果になっています。実際にあげたペットへのプレゼントの例を見てみると、「ペットに新しいおもちゃを買ってあげた」とか、「ペットにご馳走を買ってあげた」とか、それだけのことでも幸福感が向上しているんですね。

なぜペットへのプレゼントは効果が高いのか?

ペットへのプレゼントが大きく幸福感を向上してくれる理由としては、過去の研究からいくつかの推測ができます。

  • プレゼントは自分に近くて親しい人にするほど幸福感は大きく向上する
    ペットは家族同然で、自分との距離も近いので幸福感の向上効果が大きくなることが推測できる
  • プレゼントは一回の大きさよりも頻度が大切である
    大きなプレゼントをするよりも、小さなプレゼントを何回もする方が効果が大きいことが分かっている。そのため、ペットにちょっとしたご馳走を買ってあげるといった小さなプレゼントでも大きな効果が得られている。
  • プレゼントは相手が喜んでくれるほど、幸福感を向上してくれる
    ペットは素直で、新しいおもちゃをプレゼントするだけでも、はしゃぎまわってくれる。そのため、ちょっとしたプレゼントでも大きな幸福感が得られる

これらの理由から自分と近しいペットにプレゼントすることは、幸福感の向上効果が大きいと言えるんですね。

まとめ

本稿では「ペットへのプレゼントが幸福感を向上する」というお話をしました。

ポイントをまとめると

  • ペットへのプレゼントは幸福感を向上してくれる
  • この効果は自分にプレゼントしたときや、他人にプレゼントをしたとき以上に大きい

ということ。

ちなみにペットは飼うだけでも良い効果が満載で、

  • ペットを飼うと肉体的にもメンタル的なも健康になる
  • 犬を飼うと体の運動量が自然と増える
  • ペットを飼うと心臓血管系の病気のリスクが下がる
  • ペットを飼うと孤独感が和らぎ、人生の満足感は高まる

となっています。動物好きであれば是非ペットを飼って、色々とプレゼントをして可愛がってあげると良いでしょう。

以上、本稿はここまで。


[参考文献]

*1 : Give a Dog a Bone: Spending Money on Pets Promotes Happiness

Naoto

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