クリエイティビティが高い人はモテるけど、どんな種類のクリエイティビティが良いのか?
音楽をやってるアーティストであったり、ファッションセンスの良い人であったりと、クリエイティビティの高い人は異性によくモテる傾向があります。しかし、クリエイティビティにも色々と種類があって、新しい研究成果を達成するのにも、プログラミングでアプリを作るのにも、クリエイティビティは必要になります。
そこで本稿では、
- モテるクリエイティビティってどんな種類のクリエイティビティなの?
という点を調べてくれた研究を見ていきましょう。
3種類のクリエイティビティとモテ
ペンシルバニア大学らの研究では、815名の男女を対象に、どのようなクリエイティビティを持っている人がモテるのかを調査しています。この研究ではクリエイティビティは次の3種類に分けられています。
- 美術系のクリエイティビティ
音楽を作る、絵画を描く、小説を書く、ストリートパフォーマンスをする、映画を撮るなどの美術に関するクリエイティビティ
- 技術系のクリエイティビティ
実験をする、論文を書く、数学をする、プログラムを書くなどの技術に関するクリエイティビティ
- 日常系のクリエイティビティ
部屋のインテリアを飾る、ユニークなファッションをする、ヘアスタイルをキメる、料理で新しいレシピを作るなど、日常的に行う活動でのクリエイティビティ
それで参加者はこれらのクリエイティビティの高さとともに、
- 相手にどのタイプのクリエイティビティを求めるのか?
- どのような性格をしているのか?(ビッグファイブ)
- クリエイティブな活動でどれだけ成果を達成しているのか?(プロか趣味かなど)
が測定されています。
結果:一番モテるクリエイティビティとは?
早速結果を見てみると、
- 男女ともに一番魅力的に見えるクリエイティビティは、美術系のクリエイティビティだった
ということ。
確かに画家や音楽家、小説家など、芸術に関係する人は、他の人と違ったユニークな魅力をどこかかもし出していますよね。音楽をやっているアーティストやパフォーマーがカッコよく見えるのも、この手のクリエイティビティの高さも影響しているのでしょう。
ちなみに2番手、3番手がどうだったのかというと、
- 2番目に魅力的なのは日常系のクリエイティビティだった
(男女で比較すると、男性は日常系のクリエイティビティをより魅力を感じた) - 3番目に魅力的なのは技術系のクリエイティビティだった
(男女で比較すると、女性は技術系のクリエイティビティをより魅力を感じた)
ということ。
うーん、技術系のクリエイティビティはオタク寄りなイメージも出てしまうので、他のクリエイティビティほど魅力にはならないようですね。しかし、スティーブ・ジョブズみたいに、技術が強くて仕事ができる人はかっこいいとも思えるので、技術的なクリエイティビティは見せ方も大切なのかもしれませんね。
結果2:クリエイティビティの好みの個人差
ちなみにこの研究では他にも分かっていることがあって、
- 自分が高いクリエイティビティを持っている分野ほど、異性のクリエイティビティとしても魅力的に見えた
ということです。
つまり、ファッション好きの人はセンスの良いファッションの異性に惹かれるといったように、自分と共通するクリエイティビティに高い人に魅力を感じやすいということなんですね。
まとめ
本稿では「どんな種類のクリエイティビティがモテるのか?」についてお話ししました。
ポイントをまとめると、
- 男女ともに一番モテるのは、美術系のクリエイティビティ
ということ。
私はプログラムを書いたり、研究論文を読んだりするのが好きなバリバリの技術タイプの人間ですが、美術系の趣味に一つ挑戦してみるのも、自分の魅力を上げるのに良いのかもしれませんね。うーん、やるのなら絵画や彫刻あたりが面白そうですかね〜。
以上、本稿はここまで。
[参考文献]