ゲーム感覚で仕事を楽しむ、ゲーミフィケーションのポイント

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ゲームってハマりますよね。
私も子供の頃からドラクエやポケモンなど何百本ものゲームにハマってきました。

一生懸命レベル上げしてボスを倒したり、
回り道をして町の人を助けるクエストをこなしたり、
ハマれるゲームは初めから終わりまで、ずっと夢中になれます。

仕事はめんどくさいことで嫌になるのに、
ゲームではめんどくさいレベル上げですらも楽しめる。

ふと考えると、

これだけハマれるゲームの力ってすげー

って思うわけです。

実は、このゲームの力を仕事とか他の分野にも取り入れたら、
それらをもっと楽しめてパフォーマンスも上がるんじゃないの?

っていう考えがあって、ゲーミフィケーションって呼ばれていたりします。

本稿では

ゲーミフィケーションを使って
仕事をより楽しくして、モチベーション高める方法

を解説したいと思います。

ゲーミフィケーションのポイント

ゲーミフィケーションを仕事に応用するには、
仕事をゲームのクエストのように考えていけば良いのです!

そのためには4つのポイントがあります。

①明確なゴール

ゲームのクエストには必ず達成条件、つまりゴールが設定されています。
あともう少しで達成できるという感覚が、もう少し頑張ろうという気持ちを引き出すわけですね。

仕事の場合も同じで、具体的で明確なゴールを作ることが大切です。

・6ヶ月後のTOEICを受けて800点とる
・今年の営業成績で1位をとる
・先輩のやっている仕事を自分一人でできるようになる
 などなど

ここでもう一つのポイントは、
大きすぎるゴールだけでなく、小さなゴールもたくさん作ることです。

ゲームでもラスボスを倒すだけでなく
街のいたるところに小さなクエストがたくさんありますよね。

大きなクエスト:6ヶ月後のTOEICを受けて800点とる
小さなクエスト:毎日の通勤電車で参考書を5ページ読む
        寝る前に英単語を10個覚える
        休みの日に1時間は長文の問題を練習する
        2ヶ月に1回模試に挑戦する

といった感じで、小さなクエストはその日に何するのかが分かるくらい具体的で小さなものがいいです。

②挑戦目標

①の明確なゴールで、やるべきクエストを決めたら、
各クエストを、優しすぎずに難しすぎもしない、
1レベルアップくらいの難易度に設定します。

  • 前回は10分でできた仕事だから、今回は8分を目指す!
  • 昨日は本を20ページ読んだから、今日は25ページを目指す!

といったように、自分の実力に合わせてちょうど良い感じの挑戦を作ります。

ゲームのボスだって、ギリギリ勝てるくらいが一番面白いですからね!

③目で見える進捗

次に大切なポイントは進捗を目で見えるようにすることです。

ゲームでは敵を倒せばレベルが上がって、自分の成長が目に見えますよね。
リアルだと頭の上にレベルがついていないので、成長を感じにくいのです。

そこで、成果を記録していくことが大切で、

  • 今日仕事でこなしたことを毎日書き出す
  • 新しく習得した仕事をカウントしていく
  • 毎日の勉強時間を記録していく

あるいは、自分で能力値を作っても面白いです

  • 電話をかけたら対人能力+1
  • 残業して根気強く働いた日は耐久力+1
  • 仕事を後回しにせずにサッとかたずけたら素早さ+2

など、漫画の主人公のように自分がグングン成長している様子を感じられるようにしましょう。

④速攻フィードバック

ゲームにハマる大きな要因の一つが、素早いフィードバックです。

  • 欲張って回復せずに攻撃したら負けてしまった!
  • ボスを倒したらレベルアップして強くなった!
  • 新しい武器を装備したら、すげーダメージでた!

などゲームでは自分が取った行動が結果に直結しているので、

ここがいけなかった、
あれをやったらどうなるんだろう?
もう一回挑戦したい!

と次の行動を取りたくなってしまうんですね。

なので仕事でも素早いフィードバックを受けることはすごく大事で、

  • 今の仕事は1時間かかったな
  • ここを改善するともう少し良くなるな
  • 今回はここが良くできたな

など、自分で振り返るなり、他の人に意見をもらうなどしてフィードバックを得ましょう。

効果的なゲーミフィケーション

ゲーミフィケーションはゲーム感があればなんでも良いというわけではなく、
うまく仕事をデザインしないと効果が発揮されません。

そこで、仕事のデザイン方法の参考になるのがこちらの研究。
この研究では3つの方法でゲーミフィケーションを取り入れて、
30個のタスクを実践してもらっています。

方法1.スコアをつける
 この方法では各タスクにスコアをつけます。
 うまくできたら10点、間違っていたら0点みたいな感じ。

方法2.スコア+レベルアップ
 この方法では方法1と同様にスコアをつけますが、
 スコアに応じてレベルが上がるようになっています。
 「あと5点とればレベルアップ」のようにレベルの進捗を見えるようにしています。

方法3.スコア+対戦
 3つ目の方法でも他の方法と同様にスコアをつけます。
 これに加えて、他の参加者のスコアが今何点かを表示して、対戦形式にしています。

どの方法が効果が高い?

それでは上記の3方法を比較した結果として、
どんなことがわかったのかというと、

  • スコアをつけるだけや対戦形式は効果がなかった
  • レベルアップ方式は統計的に有意に成績が高かった!
  • レベルアップ方式の人は、内発的な動機付けが高まり、有能感も増した

ここで、内発的動機づけとは、
報酬やプレッシャーなどの外部の要因のために行動するのでなく、
自分が好きだからやるという心の内側から出てくるモチベーションのことです。

つまり、レベルアップ方式でタスクを行なった人だけが、

  • タスクをゲームのように楽しんで、成績も良かった
  • さらには、成績に自信を得て、有能感まで上がった

というまさにゲーミフィケーションの良い効果を得たんですな。

まとめ

最後にまとめると、
ゲーミフィケーションで仕事を楽しむには、
仕事をクエスト化すればよくて

  1. 明確なゴール
  2. 挑戦目標
  3. 目に見える進捗
  4. 速攻フィードバック

が大切ということでした。

また、研究によると

レベルアップ方式のように、
”進捗”と”次のレベルに必要なポイント”が目に見える時に、
仕事は楽しくなり、パフォーマンスが上がる!

ということですね。

以上、本稿はここまで!

Naoto

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