幸福度を上げる心理学的に正しいお金の使い方とは

お金と幸福の関係は色々と研究されていて、生活に必要な金額を超える分の年収は幸福度を向上させないという研究結果もあれば、お金は使い方次第で幸福度が向上するという研究結果もあリスト 。つまり、お金は増えるだけでは幸福感は高まることはなく、お金をどう使うのかで幸福感が決まるということです。そこで、本稿では心理学的に正しいお金の使い方をまとめていきたいと思います。

お金で買うべきもの

まずはお金で何を買ったときに幸福度が上昇するのかを見ていきましょう。

良い使い方①:経験を買う

研究(1)によると、贅沢品などの物を買うことは幸福度を下げてしまう一方で、経験を買うことは幸福度を上げてくれます。なぜ経験が幸福度を上げてくれるのかというと、3つの理由があります。

①経験は時間がたつほどやって良かったと思うようになる
例えば、ハードな仕事を経験をしても、数年経つとあの経験がためになったと思えるように、経験は後で思い出したときに良い思い出に変わることが多いんですね。

②他人と比較しにくい
家や車といった物は、価格やブランドなどを基準に簡単に他人と比較ができてしまうので、劣等感を感じやすいという負の側面があります。一方で経験は物よりも他人との比較がしにくいので、自分の経験に満足しやすく幸福感も高まりやすいということです。

③話題にしたとき面白い
最近買った高級車の話と、最近行った旅行の話のどちらが面白そうかと言えば、旅行の話でしょう。また、物に固執する人はイメージが悪いという研究結果もあるので話題にするときには注意が必要です。なので、経験を買う人の方が話題が面白くて他の人から好感を持たれやすくなり、そうして築かれた良好な人間関係が幸福感をより高めれくれるということです。

良い使い方②::時間を買う

米国、デンマーク、カナダ、オランダにわたる計4,469人のお金の使い方と幸福度を調査した研究(2)によると、 お金で時間を買う人は幸福度が高いことが分かっています。

時間を買うとは家事手伝いを頼むとか、ベビーシッターを頼むとかいうこと。時間を買うことで自由時間が増えるので、自分の好きな活動ができて幸福感が向上するわけですね。

さらに時間をうまく買うことを覚えると、自分は時間にうまく対処できるという感覚が強くなるので、時間に関するストレスに強くなるという効果も得られるとのこと。普通の人が「締め切りがやばい」とストレスフルになるような状況でも、時間を買う人はうまく時間を確保する方法を知っているので安心があるんですね。

良い使い方①:人のために使う

研究(3)によると、普段から人にプレゼントをしたり、寄付を多くする人の方が幸福度が高いことが分かっています。プレゼントをあげて喜んでもらえると自分も嬉しいし、もらった人も嬉しいのがプレゼントのいいところですね。また、プレゼントは人間関係も良好にする効果もあるので、それも後々の幸福感の向上につながるでしょう。

お金の効果を上げる方法

幸福感を上げるためには「経験・時間・他人に使う」を買えばいいということでした。次にこの効果をさらに向上させるにためのテクニックを2つ紹介したいと思います。

①1回を少額にして頻度を増やす

先に紹介したの研究(3)で、他人のためにプレゼントを買った人は幸福度が向上しました。このときにプレゼントの値段で幸福度の向上に違いがあったのかも調べていて、その結果ではプレゼントの値段が7ドルでも20ドルでも幸福度の向上の大きさは変わらなかったということ。つまり、1回の値段は少額でいいので、頻度を増やした方いいということです。記念日などに大きなプレゼントをするのも良いですが、普段から小さなプレゼントをこまめにすることも大切ということですね。

②自分の価値観にあったものを選ぶ

ケンブリッジ大学の研究(4)によると自分の性格や価値観にあったものを買ったときに特に幸福度は大きく向上することが分かっています。逆に自分に合わないものにお金を使うと幸福度が下がってしまうこともあるとのこと。例えば、内向的な人は本を買ったときには幸福度が上がったけど、バーに行ったときには幸福度が下がってしまったというような感じ。なので、お金を使うときにはそれが自分の価値観に合っているのかを大切にしましょう。

私のおすすめ

参考までに私の好きなお金の使い方を2つ紹介したいと思います。

本は物ですが、読んで得られる知識や感情はどちらかと言えば経験だと思います。何より私にとって読書は最も楽しい活動の一つだし、自分の価値観にピッタリ合ってると感じているので、本を買うときにはいつもワクワク感があります。

クラウドファンディング

CAMPFIREといったクラウドファンディングサイトで、何回か他の人のプロジェクトにお金を支援したのがとても良かったです。まず、ただ支援して終わりではなく、支援した結果がリターンとなってもらえるのもまた嬉しいです。さらに、プロジェクトの担当者や他の支援者と話す機会があって人間関係が広まることもあリました。小額でも支援できるので、興味がある人はぜひ一度やってみると面白いと思います。

まとめ

本稿では「心理学的に正しいお金の使い方」についてお話ししました。

ポイントをまとめると。

買うべきもの
・経験
・時間
・他者に使う

効果を上げる買い方
・少額にして頻度を多くする
・自分の価値観にピンとくるものを選ぶ

快楽的に物を買ったり、高級ブランドを買い集めることは幸福につながらず、逆に不幸を招いてしまうようです。自分の人生を本当に豊かにしてくれる経験や人間関係、またはそれらを深めるための時間を買うことが幸福を手に入れる方法ということですね。

以上、本稿はここまで。

Naoto

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